オンライン講習、説明会だからこそできる、参加者との対話

一方的な講習では勿体ない。オンラインを活かした参加者との双方向性

「これに似たご経験のある方は少なくないと思います。少しでも思い当たる方は挙手していただけますか?」といった講習や説明会での参加者への問いかけは、会場に参加者が集まって行うオフラインならでは、と考えがちです。しかしオンライン講習や説明会でもこのようなライブ感を手軽に創り出すツールがあることをご存じでしょうか。オンラインでも受講者を研修内容に引き込んでの学びをより充実させ、一方的に一人で話しているような、オンラインにありがちな講師側の不安感を解消して、オンラインならではのスムーズな双方向コミュニケーションを可能にしてくれます。

今回は手軽に活用できる ‘Slido‘<https://www.sli.do/jp>の機能をご紹介します。Slidoは説明資料の途中にQRコード付きのWebページを表示させ、参加者にむけてアンケートやテストを実施することができ、ベーシックプランであれば無料で利用することができます(2021年1月現在)。こうしたツールにより聴講者との関係性を築き、オンライン講習、説明会を成功に導くきっかけにしてください。

オンラインで参加者を引き込むリアルタイムアンケート

講習、説明会のなかで大勢の参加者全員に発言してもらうのは難しく、聞きたいことがあっても参加者のうち数人に問いかけるか、終了後にアンケートの記入をお願いすることしかできません。

しかしSlidoを使用すると、オンライン講習、説明会の最中に問いかけをして全員からの回答やコメントを得ることができます。参加者の生の発言を踏まえた説明をリアルタイムに加えるなど、オフラインよりも参加者の理解、満足度の高い講習、説明を実現しましょう。

クイックテスト

一方的に説明を聞いている側はどうしても集中力が切れやすく、場合によっては眠気がさしてしまうことも。長時間の講習や説明会では、特に聴き手の注目を呼び戻す仕掛けは不可欠です。これにも有効なのが、双方向性。

説明を聞かせるだけでなく、オンライン講習、説明ではテストを盛り込んでみてはいかがでしょうか。集中力を取り戻すとともに、出題箇所は記憶に残りやすくなります。またSlidoで問題を出題すると、回答内容、回答率が瞬時に説明画面に反映されるため、参加者自身が問題に回答した後でほかの参加者の回答も共有できるのもより興味を引くきっかけになりそうです。

間延びなし!オンラインだからこそ質疑応答の合理化を

講習や説明会の最後、内容に関する質疑応答を行うケースは多いのではないでしょうか。参加者が挙手するまでに時間がかかり、沈黙が長い部分でもあります。また複数の質問ひとつひとつに回答するなかで重複する説明も生じるなど、間延びした印象を感じやすいのが質疑応答の時間です。

Slido使用すると、講習、説明会の間いつでも質問を受け付けられるため、タイムリーに投げかけられた参加者の疑問を最後に一覧し、スピーカーは整理したうえで回答することができます。また匿名で質問を出せるため、大勢の前で発言することをためらう参加者にとっても質問しやすい環境を提供することができます。

PowerPoint資料に、Slidoを組み込んでみよう

ご紹介したSlidoは、PowerPointの他Googleスライドにも組み込めるため、説明途中に資料を閉じてWEBサイトを開きなおすという手間がなく、説明スライドの一部であるかのように参加者とやりとりできるのも利点の一つです。PPworkでは、説明資料へSlidoを設定するお手伝いも行っています。これまでお使いの講習、説明会資料を、オンラインでよりグレードアップさせるためにぜひご活用ください。

PowerPoint清書 http://ppwork.biz/seisyo/


スピーカーも参加者も満足できる
オンライン講習、説明会を実現するために、
ツールを活用して工夫してみましょう。

パワーポイントを画面投影と印刷の両方に対応させるコツ

パワーポイント資料のスライドサイズはどれが正解?

パワーポイントのスライドサイズはどのようにしていますか?現在は標準で9:16になっていますが、プロジェクターに対応していない場合などは3:4にしている人もいると思います。さらにA4サイズの用紙にプリントアウトする場合はA4サイズに変更している人もいるのではないでしょうか。では、このような切り替えをしないで済む方法はないのでしょうか。

まずはパワーポイント資料の用途を明確にしておきましょう

パワーポイントで作成する資料はどういった用途で使うことを想定しているでしょうか。画面に投影するのか?投影する画面のサイズは?印刷は?まずはこの点を明確にしておき、最適なサイズで作るようにしましょう。

  • 画面に投影する→9:16か3:4
  • 印刷する→A4サイズ

印刷する時のA4サイズの縦横比は?

A4サイズは297mm×210mmで縦横比は1:1.415となり、約7:5です。つまり、画面に投影する16:9と4:3の間くらいのサイズになります。ちなみに、A3でもB5でもすべて同じ縦横比になっています。

では画面投影と印刷の両方に対応させるにはどのサイズが良いのか

用途を想定してサイズを決めるわけですが、使う画面や紙のサイズの中間のサイズを選ぶことによって、共通で使用しても上下や左右の余白を極力少なくできます。以下に用途別に中間サイズを想定してみました。

9:16で投影3:4で投影A4で印刷
(5:7)
中間サイズ
10.5:16
10.5:16
9.5:15
8:11
9:16
3:4
5:7

9:16と3:4で投影することが想定される場合はスライドサイズを10.5:16、9:16で投影して印刷もする場合は9.5:15、3:4で投影して印刷もする場合は8:11ということになります。

パワーポイント上での設定方法

パワーポイントで「デザイン」タブ→「スライドのサイズ」→「ユーザー設定のスライドのサイズ」で以下のようなウインドウが出てくるので、「ユーザー設定」を選んで幅と高さを入力します。

パワーポイントの標準の高さは19.05cmになっているので、高さを基準にして幅を調整するのがよいでしょう。小数点第2位まで入力できるので、各比率の場合は以下のように入力すればほぼ理想の縦横比率にすることができます。

  • 10.5:16・・・高さ19.05cm:幅29.03cm
  • 9.5:15・・・高さ19.05cm:30.08cm
  • 8:11・・・高さ19.05cm:26.19cm

余白を生かしたパワーポイント資料にすることも可能

紙に印刷する場合はスライドサイズを調整するとともに、印刷後をイメージしながら作成すれば余白をうまく使ったバランスのよい印刷物をパワーポイントで作成することも可能です。PPworkではパワーポイントで印刷物の原稿を制作するお手伝いをしています。

PowerPoint印刷物原稿制作 http://ppwork.biz/brochure/


最適なスライドサイズで見やすいパワーポイントを作成しましょう!

パワーポイントに貼るエクセルのグラフ

パワーポイントにエクセルのグラフを貼る

パワーポイントにエクセルのグラフを貼るときってどうしていますか?いくつか方法があります。

  1. エクセルで作ってそのままコピー、貼り付けする。
  2. エクセルで作って外部リンクでパワーポイントに入れる。
  3. エクセルで作ってパワーポイントに画像で貼る。
  4. パワーポイントのグラフ機能を使ってパワーポイント上で作る。

だいたいこのような方法があると思います。では、この中で一番良い方法はどれでしょうか。 ずばり!4つの方法の中で一番おすすめなのはパワーポイント上でグラフを作る方法です。

なぜエクセルで作って貼る方法はよくないのか?

まず、3.エクセルで作ってパワーポイントに画像で貼る方法。これは画像にしてしまいますので、修正するためには再度エクセルを開いて修正して貼り直すという手間がかかってしまいます。また、パワーポイントに貼り付ける範囲をあらかじめ想定してエクセルでグラフを作らないと、画像で貼り付けてもサイズ調整がうまくいきません。

エクセルのグラフを貼るとリンク切れの不具合もある

では、1.か2.の方法ではどうでしょう?確かにパワーポイントに貼った後にデザインの調整をすることはできます。しかし、数値を変更しようと思ったらリンクが切れていたという経験はないでしょうか?うまく数値も変更できる場合もありますが、パソコンの環境やファイルの保存場所によっても違いがあるようで、必ず数値を変更できる状態とは限りません。Officeソフトのセキュリティが向上しているのかもしれませんが、以前よりもリンク切れを起こすことが多くなったと思われます。

やっぱりパワーポイント上でグラフを作るのが安全

リンク切れを防ぐためにはパワーポイント上でグラフを作ってしまうのが良いでしょう。パワーポイントファイルの中に数値データが一緒に保存されているのでリンク切れの心配はないですし、数値の更新もパワーポイントだけでできます。ただ、グラフ作成に必要最低限の数値データだけを入れて作っておかないとパワーポイントのファイルが重くなってしまうので注意しましょう。

他にもあるパワーポイント上でグラフを作るメリット

他にもパワーポイント上でグラフを作った方がいろいろとメリットがあります。例えば配色です。パワーポイントとエクセルで配色設定が違う場合はエクセルからパワーポイントに貼り付けると色が変わってしまいます。また、同じようなグラフを複数作る場合は、まず1つのグラフを作ってデザインを整え、パワーポイント上で複製して数値だけ変更した方が細かいデザインを繰り返し行うよりも効率的です。

グラフが多い報告書作りもアウトソーシングできる

PPworkではパワーポイントやGoogleスライドでの報告書などグラフが多い資料作成もアウトソーシングを承っております。

PowerPoint清書 http://ppwork.biz/seisyo/

Googleスライド清書 http://ppwork.biz/google-seisyo/


エクセルで数字を準備して、パワーポイントでグラフを作りましょう!

PowerPointとKeynoteの互換性

PowerPointで作ったプレゼン資料をKeynoteで見ると…

KeynoteはMacのOSで使えるプレゼンテーションソフトですが、WindowsのPowerPointのファイルをKeynoteで見るとどうなるでしょう?KeynoteでPowerPointのファイルを開くことはできますが、いくつか不具合が出る場合があるので特に重要なポイントとしては以下のようなことがあります。

  • フォントの種類
  • テキストボックスからのはみ出し
  • ワードアート
  • アニメーション

フォントの種類には気をつけよう

WindowsのPowerPointのファイルで使用しているフォントが、Keynote側にインストールされていない場合は、他のフォントに変換されて表示されてしまいます。特にMSPゴシックやHGP創英角ゴシックなど、「〇〇P」という名前のフォントはKeynote側では対応していないことが多いので、Keynoteでファイルを開くことを前提とする場合はこれらのフォントは使用しないことが賢明です。 また、同じフォントであっても少しずれてしまうことがあります。「メイリオ」というフォントはWindowsのPowerPointとKeynoteで共通で使えますが、文字の位置がずれることがあります。Keynoteではテキストボックスの上下真ん中に表示されるのですが、Windowsでは真ん中よりも少し上にズレて表示されてしまいます。

テキストボックスからはみ出してしまう?

PowerPointでは、テキストボックスからはみ出して文字を入力してもそのままになりますが、Keynoteでファイルを開くとはみ出している文字はテキストボックスに合わせて改行されてしまいます。Keynoteで開くことを想定する場合は、PowerPointで作成するときにテキストボックスのサイズを大きくしておくか、あらかじめ「図形の書式設定」のところで「図形内でテキストを折り返す」にチェックを入れた状態にしておくとよいでしょう。

ワードアートは控えましょう

文字の装飾については、互換性がないことが多いので注意しましょう。ワードアートなどで装飾した文字はKeynote側では画像に変換されることが多いです。画像に変換されたファイルを保存するとPowerPoint側でも文字の編集ができなくなりますので、なるべく文字の装飾はせずにシンプルにしておきましょう。

アニメーションはシンプルに

PowerPointとKeynoteでは対応しているアニメーションの種類も違います。特に派手な動きのアニメーションには互換性がないことが多いので、フェードやワイプなどシンプルな動きのものにしておきましょう。

PowerPoint-Keynote間の共有はPDFで共有することも考えよう

特にデザイン面での共有が必要な場合は、PowerPointで作成したファイルをPDF形式で保存して共有すると良いでしょう。PDFはWindowsでもMacでも同じように見ることができますので、アニメーションを必要としない場合などはPDFファイルをPowerPointファイルと合わせて共有するようにしましょう。

Keynoteとの共有を前提としたPowerPoint作り

PPworkではKeynoteでファイルを開くことを前提としたPowerPointの作成も対応可能です。Keynoteでの使用も想定している場合はできるだけ互換性の高い形でPowerPointを制作いたします。

PowerPoint清書 http://ppwork.biz/seisyo/


共有相手がKeynoteかどうかを把握してから
PowerPointを作りましょう!

あなたは正しくA4サイズのパワーポイントにできている?

A4サイズのパワーポイントにするには設定が必要

パワーポイントで作った資料をプリンターで出力することもあると思いますが、余白が多くなってしまうことはありませんか?A4で出力することを前提としている場合は、まずパワーポイントの設定をしておくことが必要になります。用途に合わせてあらかじめ設定を変更してから資料作成に取り掛かるようにしましょう。

パワーポイントのもとの設定は画面表示を前提としたもの

パワーポイントを起動して、新規作成を押すと編集画面が出てきます。現在のバージョンのパワーポイントであれば縦横比が横16:縦9で表示されます。以前のバージョンのパワーポイントだと横4:縦3でした。これはパワーポイントを画面やプロジェクターでスライドショーを見ることを前提にしたサイズです。

A4サイズの紙にパワーポイントを印刷するとどうなる?

そのままプリンターでA4サイズの紙に出力するとどうなるでしょう?A4サイズというのは概ね横7:縦5の比率になっています。つまり、パワーポイントを横16:縦9で作成したものを印刷すると上下に余白ができ、横4:縦3で作成したものを印刷すると左右に余白ができてしまいます。

パワーポイントを作り始める前にまず設定

画面にスライドショーを映すのではなく、印刷することを前提とした資料の場合は、パワーポイントを作り始める前に必ずサイズの設定をしておきましょう。 「デザイン」タブ→「スライドのサイズ」→「ユーザー設定のスライドのサイズ」でA4サイズに設定してから資料を作るようにしましょう。

スライドのサイズを設定する前にパワーポイントを作ってしまうと、後から変更しようとしても図形や画像の形が変わってしまったり、レイアウトがずれたりしてしまうので注意が必要です。

パワーポイントを印刷物にしたい場合はプロにおまかせ

PPworkでは印刷を前提とした原稿をパワーポイントで制作するサポートもしています。印刷会社に入稿するデータをパワーポイントで作成しておけば、修正する場合も簡単にできます。

PowerPoint印刷物原稿制作 http://ppwork.biz/brochure/


A4サイズの印刷を前提としたパワーポイントを作成する時は、
事前の設定を忘れずに!

箇条書きは分かりやすいパワーポイントへの第一歩

分かりやすいパワーポイントとは?

いろいろとパワーポイントのプレゼンテーションを見たことがあると思います。分かりやすいパワーポイントというのは、図解化されてものや重要なキーワードが理解しやすいものです。分かりやすいパワーポイントを作る人は、伝えたいことをどのように分かりやすく表現するかを考え作成しています。パワーポイントが苦手な人は、分かりやすい図解化が苦手なことが多く、思ったままに文章を入れてしまう傾向があります。そんな苦手意識を克服するために、まずは文章を箇条書きにすることが分かりやすいパワーポイントを作る第一歩になります。

文章を箇条書きに

箇条書きにするには、まず長い文章を分けていくことが必要になります。基本的には句点「。」や接続詞のところで分けていき、各行の頭に●や■、・などの記号を入れていくことになります。内容によっては読点「、」で分けることができるかもしれません。ここまではパワーポイントが苦手な人でも問題なくできると思います。

箇条書きにした文章を削る

次に箇条書きにした各文章から特に重要ではない言葉を削っていきます。口頭で説明すれば済む言葉をパワーポイントに書く必要はありませんので、できるだけ各文章を短い簡潔な文章にします。プレゼンに苦手意識を持っている人は、発表するときに忘れてしまうのではないかという不安から細かいことも書いてしまうことがありますが、文章を削っておかなければ、発表するときにパワーポイントに書かれている文字をただ読んでいるだけのつまらないプレゼンになってしまいます。

どうしても文章を削ることができない場合

特に難しい内容の場合は文章が長くなってしまい、短い簡潔な文章にすることができないケースがあります。そんなときは箇条書きの各文章に小見出しをつけるやり方があります。長い文章でも小見出しをつけておけば、それぞれの一文で何が書いてあるか概要をつかんだ上で読むことができ、理解しやすくなります。

さらにもう一歩進んで図解化にも挑戦しよう

それぞれの箇条書きの文章に見出しをつけることができたら、もう一歩進んで図解化してしまった方がいいかもしれません。各見出しの配置を変えて見やすくするだけなので、難しくはないと思います。ぜひ挑戦してみましょう!

パワーポイントを見やすくキレイに

PPworkではパワーポイント資料を見やすくキレイにするお手伝いをしています。図解化が難しい、もう少しきれいにしたいなどのお悩みがありましたらご相談ください。

PowerPoint清書 http://ppwork.biz/seisyo/

PowerPoint追加コーディネート http://ppwork.biz/option/


まずは箇条書き、そして図解化に挑戦して
分かりやすいパワーポイントを目指しましょう!

パワーポイントで見やすいフローチャートを作ろう!

フローチャートとは?

フローチャートはプロセスの流れを記号や矢印で表現した図を言いますが、パワーポイントで作っているケースもよく見かけます。フローチャートを見慣れていない人からすると、記号の意味が分からないから難しいという印象を持ってしまうことも少なからずあります。学術的なものや、厳しいルールに従わないといけない作業などでは、記号の意味を理解して正しく作らなければなりません。ただ、パワーポイントでプレゼンをする相手によってはフローチャートの記号を知らない人もいることでしょう。そのような人にとっても難しそうといった印象にならないために、少しデザインを変えて受け入れやすくするやり方を考えたいと思います。

基本的なフローチャートの記号

ここではごく代表的な記号を5つ見ていきたいと思います。この5つだけでも見慣れない人にとっては、取っつきにくいかもしれません。

例えば、この5つの記号を使った以下のようなフローチャートがあったとしましょう。

簡単なフローチャートですが、堅い印象になってしまって一見しただけでは身構えてしまう人もいるかと思います。

パワーポイント上ではフローチャートを工夫して親しみやすく

ではパワーポイントでフローチャートを見慣れていない人でも受け入れてもらいやすいものにするにはどうしたら良いでしょうか。まず始めに端子や処理、判断、書類といった意味によって記号の形が違うものを同じ形に統一してしまいます。さらに各ボックスの中にアイコンなどを入れて処理をイメージしやすくするのもいいと思います。そうすると以下のようなデザインにすることができます。

縦型だとパワーポイントでは扱いにくいので横型にしてみましたが、いかがでしょう?これだけでもかなり親しみやすくなったと思います。厳格な表記の仕方ではないですが、内容を伝えるためのプレゼンテーションであれば問題ないと思います。

プレゼンを聞く相手がどういう人なのか、パワーポイントで何を伝えたいのかということを明確にして、より分かりやすい表現方法を選んでいくのが良いかと思います。

パワーポイントを見やすくキレイに

PPworkではパワーポイント資料を見やすくキレイにするお手伝いをしています。

PowerPoint清書 http://ppwork.biz/seisyo/

PowerPoint追加コーディネート http://ppwork.biz/option/


プレゼンを聞く相手を把握して、
パワーポイントをわかりやすい表現にしましょう!

パワーポイントでのプレゼン時、
ポインターってどうしてる?

プレゼンを行う時に便利なポインターとは?

パワーポイントでプレゼンをするときに、ポインターを使う人もいるかと思います。人それぞれ好みがあるので一概にはどれがいいということはないですが、場面に合わせて使い分けるのがいいのではないかと思います。 まず、スライドショーで注目してもらいたいところを指す方法には、どのようなものがあるでしょうか?

  • レーザーポインターを使う
  • パワーポイントの画面上のポインターを使う
  • 指し棒を使う
  • 手、指で指す

だいたいこの4つの方法のどれかになると思います。

では、使いやすいポインターは?

ポインターの役割は注目してもらいたい箇所を指し示すために使うので、その箇所をスムーズに指し示せるものが使いやすいと言えます。そのように考えると使いやすいポインターランキングは以下のようになります。

  • 第1位 手、指で指す
  • 第2位 指し棒を使う
  • 第3位 パワーポイントの画面上のポインターを使う
  • 第4位 レーザーポインターを使う

もちろん1位は手、指を使うのが最もスムーズに直接指し示すことができてスムーズです。パワーポイントの画面上のポインターはマウス操作をしなければなりませんので、指し棒よりも少し時間がかかってしまいます。レーザーポインターに至っては狙いを定めるのに時間がかかるので、スムーズに指し示すことができないことは想像できるかと思います。

場面に合った方法を使う

上のランキングだけ見ると、何も道具は使わず、手、指で指し示せばよいということになってしまいますが、プレゼンをする場面というのはどのような場面でしょうか?スクリーンの大きさがどのくらいのサイズか、発表者とスクリーンの距離はどの程度あるのかといったことを考える必要があります。具体的にどんな場面があるでしょうか?

  • 数名の会議室で行う
  • 10人程度の会議室で大画面テレビ程度のモニターで行う
  • 50人程度のセミナールームで身長くらいのスクリーンで行う
  • 200人以上など大きな会場で大きなスクリーンで行う

なんとなくどのような会場にどのようなスクリーンがあって、発表者がどこにいるかが想像できるのではないでしょうか。それぞれの場面でどのポインターが良いかを考えてみましょう。

ではどのポインターを使えばよいのか?

数名の会議室や10名程度の会議室のモニターであれば、手が届く範囲なので、何も使わず手・指で指し示すのが良いと思います。では50人程度の部屋で身長くらいのスクリーンで行う時はどうでしょう?パソコンでクリックをしなければなりませんし、スクリーンを指示さなければなりません。比較的パソコンとスクリーンの距離が近いのであれば、手・指で指し示すことができますが、少し距離がある場合は指し棒を使うことになるでしょう。ただワイヤレスのマウスを使っている場合は、片手にマウスを持っておいてスライド操作をして、もう片方の手・指でスクリーンを指すことで、クリックのたびにパソコンの場所に行かなくても済みますのでおすすめです。

大きな会場は難しい

200人以上入るような大きな会場では、スクリーンが何メートルもあり、指し棒を使っても全くとどかないことがあります。そうなるとやはりパワーポイントの画面上のポインターを使うか、レーザーポインターを使うかになってきます。ただ問題なのはパワーポイントの画面上のポインターを使う場合は、手元のパソコン画面を見て操作することになりますので、見ている側にあまり良い印象を与えることができなくなります。また、レーザーポインターを使う場合もスクリーンを見ながら狙いを定めないとならないため、会場で見ている人に対して背を向ける形になってしまって、これもあまり良い印象を与えません。

ポインターを使わないで済むパワーポイントにすることも必要

ニュースでApple社の製品紹介のプレゼンを見たことがある人は多いと思います。壇上の真ん中に人が立って、後ろの特大スクリーンで製品を映していますが、一度もレーザーポインターを使っているところを見たことはないでしょう。壇上の人はまっすぐ見ている人の方を向いて、スクリーンの方を見ることはほとんどしません。これは発表する場面まで想定してスクリーンに映す内容を作っているからです。そこまで考えてパワーポイントを作っておけば、印象のよいプレゼンになるでしょう。

印象のよいプレゼンを作りたい場合

PPworkではプレゼンの場面まで想定したパワーポイントを作成するためのお手伝いをしています。

PowerPoint清書 http://ppwork.biz/seisyo/

PowerPoint追加コーディネート http://ppwork.biz/option/


適切なポインターを使って、印象のよいプレゼンを目指しましょう!

見やすいパワーポイントを作る5つのコツ

どんなパワーポイントが見やすいのか?

セミナーや発表会、講演会など、人のパワーポイントを見る機会もあるかと思います。そのパワーポイントを見たときにどんな印象を持ちますか?わかりやすい、かっこいい、インパクトがある・・・など、人それぞれ印象は違うかもしれません。では、「見やすい」パワーポイントとは、どんなパワーポイントでしょうか?

  1. 文字が読みやすい
  2. 内容が整理されている
  3. キレイに配置されている
  4. イメージが沸きやすい
  5. ポイントがわかりやすい

このようなことを気を付けて作っていくと見やすいパワーポイントになるでしょう。では具体的にどうすればいいか紹介します。

1.文字が読みやすい

文字を読みやすくするには、まず文字が統一されていることが必要です。フォントの種類やサイズを統一しておくと読みやすいスライドになります。また、フォントの種類も明朝体のものは線が細く視認性があまりよくありませんので、ゴシック体のフォントの方がおすすめです。特に真面目、厳格など、堅い印象を持たせたい場合は明朝体でも構いませんが、読みやすくするためにゴシック体を使う時よりも文字のサイズは大きくした方がいいかもしれません。

2.内容が整理されている

たくさん文字がスライドいっぱいに書かれているパワーポイントって見る気になりませんよね?プレゼンで話す内容のほとんどがスライドに文章で書かれているなんてことはないでしょうか。見やすいパワーポイントは重要な部分だけを取り出し、文字をかなり少なくして作ってあります。見ている相手にわかりやすくキーワードを見せ、補足説明は口頭で行うことを意識してパワーポイントを作るとよいでしょう。

3.キレイに配置されている

本や雑誌を見ると、タイトルや見出しはある一定のルールで統一されていて、各ページ同じ場所に配置されているのがわかると思います。パワーポイントも同じでタイトルや見出しは各スライドで同じ位置に配置すると見やすくすることができます。また、箇条書きや図形の形など、同じ形を使用したり、文章の開始位置を同じ位置にしたりするなど、1本のプレゼンテーション全体を通して一つのルールを決めておくと見やすいパワーポイントにすることができます。

また、雑誌を見ると写真と文章の端の高さや幅がそろっているのがわかると思います。これはグリッドデザイン(グリッドレイアウト)と呼ばれるデザインですが、情報がどこで区切られているかをわかりやすくする手法で、整った印象にすることができます。

4.イメージが沸きやすい

先ほどの内容が整理されているということにも関係しますが、見やすいパワーポイントは内容のイメージが沸きやすいです。文字をたくさん使って説明するのではなく、写真や図形、ピクトグラムなどを効果的に使い、文字を読まなくてもある程度のことは見るだけで伝わるようにすると、イメージした上で文字を読むので見る側はとても見やすいという印象になります。できるだけ文字ではなく写真や図形などで表現することを心がけましょう。

5.ポイントがわかりやすい

重要なポイントを目立たせると見やすいパワーポイントにすることができます。目立たせるためにはいろいろと方法があります。文字の大きさを他よりも大きくしたり、他とは色を変えたりすると目立たせることができます。太文字にしたり下線を引いたりして目立たせようとしているパワーポイントを見かけることがありますが、フォントの種類によっては太字にしてもあまり変化がなかったり、下線を引くと逆に文字が読みにくくなる場合があるので、あまりおすすめはしません。

また、テクニックとしては、先ほど紹介したグリッドデザインで全体を統一しつつ、重要なポイントだけグリッドデザインから外すことで目立たせる方法もあります。 つまり、1本のプレゼンテーション全体を通して一つのルールを決めて整えた上で、重要なポイントだけそのルールから外すことによって目立たせることができます。

見やすいパワーポイントを作るのが難しい場合はプロに頼もう

どうしても自分ではうまく見やすいパワーポイントが作れないという場合は、PPworkでスライドの清書をお手伝いしています。

PPwork PowerPoint清書 http://ppwork.biz/seisyo/


パワーポイントを見やすく作って、
伝わりやすいプレゼンを目指しましょう!

あなたの使い方は大丈夫?
パワーポイントのスライドショー

パワーポイントのスライドショーは逆効果?

パワーポイントでプレゼンテーションを行うときに、アニメーションを設定したパワーポイントをプロジェクターで映してスライドショーを見せることが多いと思います。たまにアニメーションが逆効果になってしまっているプレゼンテーションを見かけることがあります。それはどのようなものかを考えてみましょう。

  • アニメーションが派手すぎる
  • 動きと内容が合っていない
  • 重要なポイントが目立っていない

これらはスライドショーで見たときに逆効果になっていると思われるものです。一つずつ 見てみましょう。

アニメーションが派手すぎる

おそらく見ている人の注目を集めようと思って派手なアニメーションを上下左右からたくさんつけているのだと思いますが、これは逆効果です。何か意味のある動きをさせているなら問題ないのですが、すべての文章や図形が下からスライドインで現れてくるスライドショーをたまに見かけることがあります。とにかくアニメーションをつければよいと思って、単にスライドインを設定しているのではないでしょうか。スライドインは動きが大きく、よっぽど注目させたい部分などには使うこともありますが、通常ではあまり使わない方が良いでしょう。スライドを見ている側は、まず上のタイトルを見て、上から順に左から右に文章を読んでいくように視点が進んでいきます。

毎回文字や図形が下からスライドインしてくるとどうなるでしょう?見ている側は常に目を上下させて、見ていなければなりません。内容に集中してもらうためにはできるだけ見やすく表示させることを心掛ける必要があります。よっぽどのことがない限り、アニメーションはフェードとワイプ程度で十分かと思います。

動きと内容が合っていない

アニメーションはフェードとワイプ程度でも十分と説明しましたが、ワイプを使うときも動く方向に注意する必要があります。よく矢印にワイプを付けることがありますが、視点をどちらに進めたいのかを考え、視点の動きをアニメーションでアシストしてあげるようにすると、見ている側は順番に読みやすくなります。あまりアニメーションの設定に慣れていない人は、本番前に誰かに一度スライドショーを見てもらって意見をもらうと良いかもしれません。

重要なポイントが目立っていない

せっかくアニメーションをつけても重要なポイントが目立たないのでは意味がありません。たくさんアニメーションをつけてしまって、どれが重要なポイントなのかがわからなくなってしまうケースがたまにあります。アニメーションは必ずしもすべての文字や図形につける必要はありません。最低限重要なポイントの部分にだけアニメーションをつけて、あとは画面切り替えを設定しておけば、それだけで十分な場合がよくあります。

パワーポイントのスライドショーは必要最低限の動きでも十分!

いかがでしたでしょうか?パワーポイントは重要なポイントをわかりやすく伝えるためのものです。派手なスライドショーにしたところで内容が良くなるわけではありません。良くまとまった内容のプレゼンをスライドショーで見せるときに必要最低限の動きで見やすくするためにアニメーションをつけるといった意識で設定するのがよいのではないでしょうか。

効果的に動きのある動画にしたい場合

PPworkでは、パワーポイントのアニメーションを活用し、ナレーション音声やBGMを埋め込んで簡易映像を制作します。お手持ちのPowerPoint資料を動画にすることもできます。

PPwork PowerPoint動画ファイル制作 http://ppwork.biz/movie/


パワーポイントのスライドショーは派手にしすぎず、
わかりやすくしましょう!