パワーポイントでのプレゼン時、
ポインターってどうしてる?

プレゼンを行う時に便利なポインターとは?

パワーポイントでプレゼンをするときに、ポインターを使う人もいるかと思います。人それぞれ好みがあるので一概にはどれがいいということはないですが、場面に合わせて使い分けるのがいいのではないかと思います。 まず、スライドショーで注目してもらいたいところを指す方法には、どのようなものがあるでしょうか?

  • レーザーポインターを使う
  • パワーポイントの画面上のポインターを使う
  • 指し棒を使う
  • 手、指で指す

だいたいこの4つの方法のどれかになると思います。

では、使いやすいポインターは?

ポインターの役割は注目してもらいたい箇所を指し示すために使うので、その箇所をスムーズに指し示せるものが使いやすいと言えます。そのように考えると使いやすいポインターランキングは以下のようになります。

  • 第1位 手、指で指す
  • 第2位 指し棒を使う
  • 第3位 パワーポイントの画面上のポインターを使う
  • 第4位 レーザーポインターを使う

もちろん1位は手、指を使うのが最もスムーズに直接指し示すことができてスムーズです。パワーポイントの画面上のポインターはマウス操作をしなければなりませんので、指し棒よりも少し時間がかかってしまいます。レーザーポインターに至っては狙いを定めるのに時間がかかるので、スムーズに指し示すことができないことは想像できるかと思います。

場面に合った方法を使う

上のランキングだけ見ると、何も道具は使わず、手、指で指し示せばよいということになってしまいますが、プレゼンをする場面というのはどのような場面でしょうか?スクリーンの大きさがどのくらいのサイズか、発表者とスクリーンの距離はどの程度あるのかといったことを考える必要があります。具体的にどんな場面があるでしょうか?

  • 数名の会議室で行う
  • 10人程度の会議室で大画面テレビ程度のモニターで行う
  • 50人程度のセミナールームで身長くらいのスクリーンで行う
  • 200人以上など大きな会場で大きなスクリーンで行う

なんとなくどのような会場にどのようなスクリーンがあって、発表者がどこにいるかが想像できるのではないでしょうか。それぞれの場面でどのポインターが良いかを考えてみましょう。

ではどのポインターを使えばよいのか?

数名の会議室や10名程度の会議室のモニターであれば、手が届く範囲なので、何も使わず手・指で指し示すのが良いと思います。では50人程度の部屋で身長くらいのスクリーンで行う時はどうでしょう?パソコンでクリックをしなければなりませんし、スクリーンを指示さなければなりません。比較的パソコンとスクリーンの距離が近いのであれば、手・指で指し示すことができますが、少し距離がある場合は指し棒を使うことになるでしょう。ただワイヤレスのマウスを使っている場合は、片手にマウスを持っておいてスライド操作をして、もう片方の手・指でスクリーンを指すことで、クリックのたびにパソコンの場所に行かなくても済みますのでおすすめです。

大きな会場は難しい

200人以上入るような大きな会場では、スクリーンが何メートルもあり、指し棒を使っても全くとどかないことがあります。そうなるとやはりパワーポイントの画面上のポインターを使うか、レーザーポインターを使うかになってきます。ただ問題なのはパワーポイントの画面上のポインターを使う場合は、手元のパソコン画面を見て操作することになりますので、見ている側にあまり良い印象を与えることができなくなります。また、レーザーポインターを使う場合もスクリーンを見ながら狙いを定めないとならないため、会場で見ている人に対して背を向ける形になってしまって、これもあまり良い印象を与えません。

ポインターを使わないで済むパワーポイントにすることも必要

ニュースでApple社の製品紹介のプレゼンを見たことがある人は多いと思います。壇上の真ん中に人が立って、後ろの特大スクリーンで製品を映していますが、一度もレーザーポインターを使っているところを見たことはないでしょう。壇上の人はまっすぐ見ている人の方を向いて、スクリーンの方を見ることはほとんどしません。これは発表する場面まで想定してスクリーンに映す内容を作っているからです。そこまで考えてパワーポイントを作っておけば、印象のよいプレゼンになるでしょう。

印象のよいプレゼンを作りたい場合

PPworkではプレゼンの場面まで想定したパワーポイントを作成するためのお手伝いをしています。

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適切なポインターを使って、印象のよいプレゼンを目指しましょう!