見やすいプレゼンのデザイン

見やすい資料でわかりやすいプレゼンにしよう

営業、社内の業務報告、経営方針説明、研修、採用説明、講演会など規模の大小はあれ、仕事ではプレゼンをする機会があると思います。そんなプレゼンで使われるツールはパワーポイントやGoogleスライド、Keynoteなどがありますが、共通している目的は相手に伝えるということです。 ではどのようなプレゼンが伝わりやすいのでしょうか?プレゼン資料のデザインの観点から考えてみたいと思います。

1スライド1メッセージになっているか

1スライド1メッセージというのは聞いたことがあると思います。1スライドにいろいろな話を入れてしまうと見ている方が何の話をしているか理解することが難しくなります。プレゼンが苦手、パワーポイントが苦手と思っている人は、特にこの1スライド1メッセージにできていないことが多いと思います。苦手意識を持っているため、自分の備忘録的にスライド内に情報を詰め込んでしまい、結局は文字がたくさん入ったスライドになってしまいます。プレゼンの前にしっかりと練習をし、口頭で説明すればよい内容などは極力スライドから減らしていき、分かりやすいスライドを目指しましょう。

分かりやすくするためにはスライドの枚数は多くなっても構わない

1スライド1メッセージにもつながりますが、プレゼンに慣れていない人がやりがちなのが、プレゼン資料の枚数を少なくしようとして結果として1スライドの情報量が多くなってしまうことです。

印刷することを前提にして資料を作成しているのかもしれませんが、印刷を前提としたスライドをプロジェクターで投影すると見ている方は読みにくく、スライドを読むことに集中してしまい、あなたの話を聞く余裕がなくなってしまいます。投影するスライドと印刷して配布する資料が同じものでなければならないという決まりはありません。 印刷を前提として資料を作成したのであれば、プロジェクターで投影することを前提として見やすくアレンジした資料を別に準備しておくとよいでしょう。

全体像と詳細の説明を明確に分ける

プレゼンの資料のデザインをする際に、そのスライドが全体像を説明しているのか、詳細を説明しているのかを意識しておくと良いでしょう。全体像を説明するためのスライドで詳細の情報を入れてしまうとスライド内の情報量が多くなってしまうことに加え、もっとも伝えたい全体像がぼやけてしまいます。 全体像を説明するスライドでは全体像だけにして、詳細は別のスライドで説明するという意識を持っておくと、ポイントが分かりやすいスライドにすることができます。

スライドの余白もデザインのうち

プレゼン資料を作る際に、スライドの中の情報が少ないと逆に寂しいと感じて無駄な情報を入れようとする人がいますが、絶対にやめた方が良いです。せっかくメッセージが絞れて分かりやすい内容になっているのに、無駄な情報を追加する必要はありません。よくプレゼンが上手だと言われている人のスクリーンには何が映っているでしょうか。ただ写真が1枚映っていたり、1単語しか出ていなかったりするのを見たことはないでしょうか。伝えたいメッセージを絞ってそれだけを表示することは重要です。スライドに余白があった方がよりメッセージが伝わりやすく、余白もデザインのうちだと思って作成するのが良いでしょう。

より良いデザインのプレゼン資料の作成

PPworkではより伝わりやすいデザインにするためのお手伝いをしています。どうしてもうまくプレゼン資料がまとまらない場合などご相談ください。

パワーポイント清書 http://ppwork.biz/seisyo/
Googleスライド清書 http://ppwork.biz/google-seisyo/


情報を絞って伝わりやすいプレゼンを目指しましょう!