オンラインの時代のプレゼンテーションとは

これまでのプレゼンテーションとは

仕事の中でよく言われる「プレゼンテーション」とは多くの場合、対面、口頭で提案や説明する行為をイメージされていたのではないでしょうか。どんな場所でも相手が何人でも、それが立ち話であっても、自分の考え、意思、提案内容を伝えるのはプレゼンテーションだと言えるでしょう。そのこれまでの「プレゼンテーション」の定義は、オンラインコミュニケーション定着の時代を迎えだいぶ変わっていくのではないかと思います。

プレゼンテーションの語源「プレゼント」とは

プレゼンテーションという言葉の語源は「プレゼント」と言われています。プレゼントとは、相手への贈り物、それを贈る行為です。プレゼンテーションをするときは相手にプレゼントをするつもりで、とは言われていますが、確かに自分の考え、意思、提案内容を相手に受け取ってもらうためには、相手のためになるものでなければなりません。

人にプレゼントをするときも、「自分がこれをあげたい」というだけではなく多くの人は「相手に喜んでほしい」と思って贈り物を選ぶのではないでしょうか。 プレゼンテーションも同じです。「自分がこれを伝えたい」という思いだけではなく、相手の役に立ち相手が知らせてくれてよかったと思ってもらうことが大切だと思います。

オンライン時代、画面の向こうの相手にどうしたら伝わる?

商談、説明会、社内会議、研修もオンラインで行われるようになった今。これらの場面でのプレゼンテーションとは、必ずしも「口頭での提案や説明」でなくともよいのではないでしょうか。演劇、料理の演出、音楽も、相手に喜んでもらうための伝え方でありプレゼンテーションです。「口頭での提案や説明」に限定せず、相手にストレスを与えないように、メッセージや伝えたいことを好意的に受け取ってもらうための手段の幅を広げるべき時なのかもしれません。

オンラインでのプレゼンテーションで注意すべきこととは

Web会議や商談を経験して「どうもしっくりこない」「うまくかみ合わない」という声をよく耳にしました。ネットワーク環境によるタイムラグもありますが、もっと大きな原因は対面では感じ取ることができた非言語コミュニケーションの質が下がることではないか、と考えています。 非言語情報とは、直接会わなければ分からない雰囲気、表情や目の動きなど言葉に表されない情報を言います。これが上手く捉えられないため、相手の熱意や気持ち、姿勢を理解しにくくなります。これはオンラインでのプレゼンテーションにも大きく影響するにちがいありません。

これからのプレゼンテーションとは

これまでのプレゼンテーションを、画面を通じてそのまま実践してもうまくいきづらくなるかもしれません。「口頭での提案や説明」にこだわりすぎず、ストーリーを活用したり、動画などのデジタルコンテンツを取り入れたり、など内容、さらには相手にあった新たなプレゼンテーション方法を見つけ出していくべきなのかもしれません。

オンライン資料「マンガ+PowerPoint」

幅広い年齢層に親しまれる「マンガ」という伝え方の魅力に着目し、PPworkではマンガとPowerPointを融合させた新しい動画/スライドショーコンテンツの制作を行っています。情景、喜怒哀楽などの感情など感覚的な表現に長けたマンガと、概念や仕組み、データといった論理的な表現に用いられるPowerPointのコラボレーションは、これからの新しいプレゼンテーション方法のひとつとしてご活用いただけるのではないかと期待しております。

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プレゼンテーションとは、
相手が快く受け取ってもらえるようにメッセージを送ること。
そのための自分ならではの
新しいプレゼンテーション方法を見つけましょう