今後も成長を続けるベトナムの化粧品EC市場
ECでの海外進出を狙う化粧品メーカーにはベトナムはチャンスの大きい成長市場
ベトナムでは中間層の拡大により消費市場は飛躍的な成長を遂げています。
またEC市場はアジア諸国比較しても急速に発展、人々の暮らしや慣習にあった独自のEC文化を形成しています。
オンラインでの化粧品購入の機会も、今後さらに増えていくのは明らかです。
ベトナム化粧品市場は過去最大に
ベトナムでは世帯収入が増加し中間層が急激に拡大したことで各世帯の消費額が増加。特に、ベトナム人女性は美容に積極的に支出する傾向があり、メイクをする機会も増えています。
今後の消費の拡大に伴って、化粧品市場も力強い成長が続く見通しです。
アジアでも最も有望なEC市場
また一方で消費者小売市場全体の拡大の倍のスピードで急速な電子商取引へのシフトが進んでいます。
特に、美容、ファッション分野はEC取引の1割以上を占めており、大型ECモールでも若い女性を顧客に取り込めるかどうかは、シェアを伸ばすうえで重要なポイントになっています。特にホーチミン、ハノイなどの都市部のEC件数が多く全国の7割に達すると言われています。
化粧品の9割が輸入製品
安心安全、高品質、それ以外でユーザーの心を捉える差別化が必要
ベトナム国内製品も自然派化粧品が少しずつ注目され始めているものの、国内に流通する化粧品の90％は輸入製品であり、適切な価格帯で品質が高く、マーケティング施策にも力を入れている韓国製が特に若い女性に人気が集め、最も高いシェアを実現しています。次いで30代以上に需要がある日本製やフランスをはじめとするEUの製品なども一定量のシェアを維持しています。
ベトナムのユーザーをどう惹きつけるか
私たちはベトナム女性の2つのコスメ情報探索に着目し、ソーシャルメディア活用の支援サービスを企画、提供しています。
ベトナムのユーザーの傾向やマーケティングのご提案はこちらをご覧ください。
＜参考情報＞
Vietjo 20年のベトナムの化粧品市場が過去最大に、韓国化粧品が存在感示す 2021/07/16 13:05 JST配信
韓国貿易協会(KITA)発表データに基づく
https://www.viet-jo.com/news/economy/210715190632.html
VietBiz【解説】ベトナム健康食品オンライン販売・消費者の特徴2021年07月12日 作成（2021年10月14日 更新）
https://vietbiz.jp/healthy-food/
アプリ開発ラボマガジン 韓国製品が人気！？ベトナムの化粧品事情についてご紹介します！2019年5月10日
https://vitalify.jp/app-lab/business/vietnam-cosmetics-20190510/
ベトナムの化粧品市場徹底解説！4月 07, 2021 シングラ編集部
https://www.syngula.co.jp/2021/04/07/vietnam-cosmetics/
米グーグル(Google)とシンガポールのテマセク(Temasek)が発表した東南アジア諸国のデジタル経済に関するレポート「e-Conomy SEA 2019」による
https://www.viet-jo.com/news/economy/200629163406.html
株式会社Asia PlusQ&Me（ www.qandme.net )
https://life.viet-jo.com/column/asia-plus/759