そもそもパワーポイントとは?

パワーポイントとはなんだろう?

プレゼンテーションをするときに普通に使われるようになったパワーポイント。まだ個人にパソコンが普及するまでは、営業するときはきれいに印刷されたパンフレットと手書きの見積書を持って客先を訪問していました。それが今では打ち合わせのたびにパワーポイントで資料を作って説明することが多くなりました。ではなぜパワーポイントを使っているのでしょう?

パワーポイントとはポイントを強調する補助的なツール

パワーポイントとは読んで字のごとく、説明したい内容の「ポイントにパワーを与える」つまり、ポイントを強調するためのツールです。紙に印刷されたパンフレットやカタログなどはたくさんの情報が載っており、打ち合わせの中で必ずしも必要ない情報もあります。できる限り必要ない情報をそぎ落として、重要なポイントに集中してもらうために使うとパワーポイントの力が発揮されます。

TED(https://www.ted.com/)のプレゼンテーションを見たことがあるでしょうか。講演者の後ろの大きなスクリーンに映し出されているのは、写真1枚だけ、1単語だけ、グラフだけといった非常にインパクトがあり、最も重要なことしか表示されていません。今話しているのが何なのかをわかりやすくするためにポイントだけ表示しているのです。

1スライドに情報を詰め込むと逆効果

特に日本人のプレゼンテーションで多くありますが、細かい情報まで入れ込もうとして1枚のスライドの中に情報を詰め込んでしまったり、プレゼンテーションの中で何度も同じ情報を入れてしまったりする人がいます。1スライド1メッセージとよく言われますが、重要なポイントに集中してスライドを作成することが大切で、情報が多すぎると重要なポイントがぼやけてしまい、パワーポイントを使用する意味がなくなってしまいます。

なぜ情報を詰め込みたくなるのか

パワーポイントで作る資料の役割を正しく認識しないと情報を詰め込んでしまいます。パワーポイントで提出した資料が相手先の社内でひとり歩きすることを恐れるあまりに、非常に細かい情報まで資料に入れ込みたくなってしまい、結果情報過多になってしまうのです。もしひとり歩きするリスクを恐れるのであれば、情報を詰め込むのではなく、注意書きとして「※詳細の内容は別途見積書をご参照ください。」や「※詳細は利用規約をご参照ください。」など、資料のどこかに1文だけ入れておけばよいわけです。その資料が果たす役割として最も重要な目標は何かを明確にして、その目標に向かうために必要ではない情報は別の場に預け、目標達成するための情報に注力することが重要です。

資料の内容に自信がない場合は誰かに頼ることも必要

PPworkでは、ご担当者様のスムーズかつ効果的な資料準備をお手伝いするためのオンラインミーティングサービス「内容まとめサポート」を提供しています。資料を読む相手の視点・メリットを見直し、ロジックに基づいた情報整理、図解化などの視覚的表現のアイデアをサポートします。

PPwork内容まとめサポート http://ppwork.biz/2020/07/27/matome/


パワーポイントとは何なのか?
いま一度立ち返ってわかりやすい資料を作りましょう!

無料テンプレートを活用して
オシャレなパワポをつくろう

パワポの印象を決めるテンプレートをもっとオシャレに

見やすくてわかりやすいだけでなく、パワポはそのデザインは相手が受ける印象に大きな影響があります。

プレゼンターのブランドや企業イメージの他、プレゼンのテーマに合ったテンプレートを使用することも大切ですが、プロジェクタへの投影やPDFの配信などパワポをどのような場面で見てもらうか、その使い方でも適切なテンプレートは変わってきます。 しかし、自分でセンスのあるテンプレートをつくるのは大変です。そんな時に活用したい、オシャレなパワポのテンプレートを無料でダウンロードできるサイトをご紹介します。

海外のプレゼンのような、オシャレでかっこいいパワポテンプレートが手に入る!

Slides Carnival https://www.slidescarnival.com/ja

インパクトがあって優れたデザインのテンプレートがずらり。視覚重視のプレゼンをつくるならこのサイトがおすすめです。登録不要で利用できるため、人気のあるテンプレートダウンロードサイト。

パワポの内容もオシャレにデザインできるオブジェクトも魅力

ALLPPT.com https://www.free-powerpoint-templates-design.com/

テンプレートのデザインに合わせた内容例がスライドに入っているため、そのパーツを活用して中身もブラッシュアップできます。 「Business」「Education」などカテゴリ分けされているので、テーマにあったテンプレートを選びたい方にもおススメ。

テンプレートにぴったり合うイラストなどイメージ素材も一緒にダウンロード

Slidego https://slidesgo.com/

イラストや写真イメージを活用したテンプレートが多く掲載されています。そのイラストなどイメージ素材も入手できます。Googleスライドでテンプレートを使用する方は、このサイトからワンクリックで取り込みも可能。

オシャレなだけじゃ使えない?
やっぱり日本語のパワポにあったテンプレートが一番

Bizocean 書式の王様「 PowerPoint 」の書式テンプレート https://www.bizocean.jp/doc/search/all/ppt/

海外のスライドでは内容が入りきらない、デザインが強すぎて使いにくいという方にオススメなのがこちらのサイト。利用には会員登録が必要ですが、パワポだけでなく、契約書や管理表など多種多様なテンプレートがダウンロードできます。

イメージ、資料内容に合ったオリジナルのテンプレートが必要な場合

PPwork オリジナルテンプレート作成 http://ppwork.biz/option/

PPworkでは要望や用途に合わせて、独自のテンプレートを制作します。資料の内容もそのデザインに合わせてブラッシュアップしています。企業イメージなどをきちんと反映し、内容にぴったりあったオリジナルのテンプレートが必要な方へのサービスです。


適切なテンプレートを活用してオシャレなパワポを作りましょう。

たて型のパワーポイントの作り方

たて型のチラシやリーフレットをパワーポイントで作ろう

パワーポイントで作られている縦型のチラシやリーフレットを見かけると思います。そんなチラシやリーフレットをパワーポイントで作るときの設定方法などをご紹介します。 印刷するときにプリンターを使ったり、印刷会社にお願いしたりすると思いますが、どのように印刷されるかをあらかじめ確認しておくことで、印刷したときの失敗を防ぐことができます。

まずはパワーポイントをたて型の設定に変更

パワーポイントを開いたら、「デザイン」→「スライドのサイズ」→「ユーザー設定のスライドのサイズ」の順にクリックします。

すると以下のようなウインドウが出てくるので、左側のスライドのサイズ指定のところは「A4 210×297mm」を選択して、右側の印刷の向きスライドを「縦」にチェックしてOKを押すと編集画面のスライドが縦型になります。

プリンターの設定にも注意

ただ、この設定はプリンターで印刷するときに周りに余白がある想定の設定となりますので、お使いのプリンターがフチなし印刷ができるタイプで周りの余白も無くしたい場合は、スライドのサイズ設定の幅を21.0cm高さを29.7cm(A4サイズの場合)と入力します。

印刷する時には必ずプリンターの設定をフチなし印刷にしておくようにしましょう。

印刷会社のたて型のパワーポイントのテンプレートをダウンロード

パワーポイントのデータのまま印刷をすることができる印刷会社では、あらかじめ縦型の設定がされているパワーポイントのテンプレートを無料で用意していることが多いです。 印刷会社ごとに設定が違いますので、必ず依頼する印刷会社のテンプレートをダウンロードして使うようにしましょう。

プリンターのフチなし印刷や印刷会社での印刷で注意しておきたいこと

プリンターのフチなし印刷の場合、紙よりも少しはみ出して印刷することでフチがない印刷になっていることが多いです。また、印刷会社の場合は、大きめの紙に印刷して後から裁断する方式になることが多いです。どちらの場合もスライドのぎりぎりまで文字を入れてしまうと印刷時に文字が切れてしまうことがあるので、少なくとも周り1cmには文字を入れないようにしておくと失敗しないでしょう。

チラシやリーフレットのデザインをプロに依頼することもできる

PPworkではリーフレットやパンフレットなど、印刷物の原稿をパワーポイントで制作します。パワーポイントの原稿なので手直しもご自身でできるので、一度制作すれば後は自由に変更することができます。


パワーポイントでたて型のチラシやリーフレットに挑戦してみましょう。