伝わりやすいプレゼンテーションのスライドショー

スライドショーのアニメーションは派手にすればいいというわけではない

プレゼンテーションをするときにアニメーションを使う人は多いと思います。ただ注目を集めようと、とにかく派手なアニメーションをつけてしまう人がいますが、伝えるという意味では逆効果になることがあります。集中してスライドを見ている人にとっては、突然動きの激しいアニメーションが現れると逆に気が散ってしまいます。では、アニメーションはどのようにつけるのが効果的でしょうか。

最も言いたい部分にだけアニメーションをつける

アニメーションは他よりも目立たせたい部分につけるのが効果的です。特にそのスライドの中でもっとも強調したい部分にだけアニメーションをつけるとより注目されやすくなります。いろいろとアニメーションをつけてしまうと、どれが重要なのかがわからなくなってしまいますので最低限にとどめましょう。

ネタバレをしないようにアニメーションをつける

プレゼンテーションをする中で、見ている人に少し考える時間をとってもらいたい場合や話しの流れ的に先に表示させてしまうと話がつまらなくなってしまう場合などは、アニメーションをつけておくと良いでしょう。例えば、クイズ形式の内容の場合に先に答えが表示されていては面白くありません。話の流れでワンクッション入れたい場合にはアニメーションは効果的です。

派手なアニメーションをつけたい場合は?

イベントなどの場面で、どうしても見栄え良く、派手なアニメーションでアピールしたい場合もあると思います。そんなときは、アニメーションのタイミングが重要です。スライドの途中で派手なアニメーションを表示するのではなく、スライドが切り替わったタイミングは派手なアニメーションで表示させてストップ、スライドの中身をしっかり読んでもらって、次のスライドに切り替わったタイミングでまた派手なアニメーションで表示するといった形にします。スライドの中身を読むタイミングではアニメーションの動きはなく、画面の切り替えのタイミングで派手なアニメーションでアピールするようにすれば、見ている人の集中力を邪魔することはなくなります。

アニメーションを効果的に使って動画にすることも可能

パワーポイントのアニメーションを効果的に使い、自動再生させることで動画として使うことができます。PPworkではお客様の作った資料をベースに動画を作成するお手伝いをしています。

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上手にスライドショーを使い、
興味を引くプレゼンテーションにしましょう!

ZOOM向けのプレゼン資料の作り方

普及しつつあるオンラインミーティング

ZOOMやMicrosoft Teams、Skypeなど、Web会議ツールでオンラインミーティングをする機会が増えてきました。これらのツールでは顔を見て話すだけではなく、画面を共有してプレゼンを行うことも可能です。ではオンラインミーティングでプレゼンをする場合に、どのようなことに気をつければよいでしょうか。

人それぞれミーティングに参加する環境は違う

オンラインミーティングの場合、人それぞれ参加する環境が違います。パソコンを使う人もいれば、タブレットを使う人もいます。出先であればスマートフォンで参加している人もいるかもしれません。また、デバイスだけではなく、通信環境も人それぞれ違います。自宅のネットワークを使用していると回線のスピードがあまり速くない人が参加しているかもしれません。これまではこのような環境の違いを意識することなくプレゼン資料を作成しても問題ありませんでしたが、今後は見る人の環境も考慮する必要があるでしょう。

相手がスマートフォンで参加しているかも

スマートフォンで参加している人は、当然小さい画面を見ています。その場合、画面共有でプレゼン資料を見せるとどうでしょう。画面が小さいため、資料の小さい文字はほとんど読めなくなると思われます。オンラインミーティングでのプレゼン資料はスマートフォンで参加している人のことも考え、できるだけ文字を大きくし、見やすくする必要があります。

通常のプレゼンのようにジェスチャーが使えない

オンラインミーティングで画面共有をすると画面全体に資料が映し出され、顔が見えなくなり、資料を指差すといったジェスチャーを使うことができません。つまり、画面共有している状態では、プレゼン資料と声だけで内容を説明しなければなりません。そのためには1枚のスライドの中に、その時説明する内容だけが表示されるようにして、何を説明しているのかを明確にしておく必要があります。1スライドにいろいろな内容が詰まっていると、見ている人はどこの説明をしているのかがわからなくなり混乱してしまいます。

画面共有は回線に負荷がかかる

オンラインミーティングで画面共有をすると動きが重くなるのを経験したことがある人もいると思います。画面共有は回線に負荷がかかるようで、プレゼン資料に複雑なアニメーションをつけてしまうと、スムーズに表示することができないことがあります。オンラインミーティングで使用するプレゼン資料には必要最低限のアニメーションだけにして、見ている人にストレスを与えないよう心がけましょう。

ZOOMでも見やすいプレゼン資料に

以上のようにオンラインミーティングでは相手のことを考えて見やすいプレゼン資料を作る必要があります。PPworkでは10年以上の制作実績とノウハウを生かし、お客様のプレゼン資料のブラッシュアップをお手伝いしています。

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Googleスライド清書 http://ppwork.biz/google-seisyo/


オンラインミーティングでも
伝わりやすいプレゼン資料を作りましょう!

見やすいプレゼンのデザイン

見やすい資料でわかりやすいプレゼンにしよう

営業、社内の業務報告、経営方針説明、研修、採用説明、講演会など規模の大小はあれ、仕事ではプレゼンをする機会があると思います。そんなプレゼンで使われるツールはパワーポイントやGoogleスライド、Keynoteなどがありますが、共通している目的は相手に伝えるということです。 ではどのようなプレゼンが伝わりやすいのでしょうか?プレゼン資料のデザインの観点から考えてみたいと思います。

1スライド1メッセージになっているか

1スライド1メッセージというのは聞いたことがあると思います。1スライドにいろいろな話を入れてしまうと見ている方が何の話をしているか理解することが難しくなります。プレゼンが苦手、パワーポイントが苦手と思っている人は、特にこの1スライド1メッセージにできていないことが多いと思います。苦手意識を持っているため、自分の備忘録的にスライド内に情報を詰め込んでしまい、結局は文字がたくさん入ったスライドになってしまいます。プレゼンの前にしっかりと練習をし、口頭で説明すればよい内容などは極力スライドから減らしていき、分かりやすいスライドを目指しましょう。

分かりやすくするためにはスライドの枚数は多くなっても構わない

1スライド1メッセージにもつながりますが、プレゼンに慣れていない人がやりがちなのが、プレゼン資料の枚数を少なくしようとして結果として1スライドの情報量が多くなってしまうことです。

印刷することを前提にして資料を作成しているのかもしれませんが、印刷を前提としたスライドをプロジェクターで投影すると見ている方は読みにくく、スライドを読むことに集中してしまい、あなたの話を聞く余裕がなくなってしまいます。投影するスライドと印刷して配布する資料が同じものでなければならないという決まりはありません。 印刷を前提として資料を作成したのであれば、プロジェクターで投影することを前提として見やすくアレンジした資料を別に準備しておくとよいでしょう。

全体像と詳細の説明を明確に分ける

プレゼンの資料のデザインをする際に、そのスライドが全体像を説明しているのか、詳細を説明しているのかを意識しておくと良いでしょう。全体像を説明するためのスライドで詳細の情報を入れてしまうとスライド内の情報量が多くなってしまうことに加え、もっとも伝えたい全体像がぼやけてしまいます。 全体像を説明するスライドでは全体像だけにして、詳細は別のスライドで説明するという意識を持っておくと、ポイントが分かりやすいスライドにすることができます。

スライドの余白もデザインのうち

プレゼン資料を作る際に、スライドの中の情報が少ないと逆に寂しいと感じて無駄な情報を入れようとする人がいますが、絶対にやめた方が良いです。せっかくメッセージが絞れて分かりやすい内容になっているのに、無駄な情報を追加する必要はありません。よくプレゼンが上手だと言われている人のスクリーンには何が映っているでしょうか。ただ写真が1枚映っていたり、1単語しか出ていなかったりするのを見たことはないでしょうか。伝えたいメッセージを絞ってそれだけを表示することは重要です。スライドに余白があった方がよりメッセージが伝わりやすく、余白もデザインのうちだと思って作成するのが良いでしょう。

より良いデザインのプレゼン資料の作成

PPworkではより伝わりやすいデザインにするためのお手伝いをしています。どうしてもうまくプレゼン資料がまとまらない場合などご相談ください。

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情報を絞って伝わりやすいプレゼンを目指しましょう!

思わず聞き入るおもしろいプレゼンの仕掛け

相手が時間を忘れて聞き入るおもしろいプレゼンをしよう

おもしろいプレゼンで笑いをとることももちろん良いのですが、今回は相手が夢中になって聞き入るおもしろいプレゼンの仕掛けをご紹介したいと思います。プレゼンをしながら相手が浮かない表情をして眠そうにされる、あるいは寝てしまう、そんなときはプレゼンをする側もがっかりしてしまいます。逆に相手が「おもしろい」と感じて真剣に話に聞き入っていると、話し手も気分が上がり前向きな気持ちでプレゼンに臨めるでしょう。これまで多くのプレゼンを聞き「おもしろい」と感じたときは必ず仕掛けがあることに気づきます。プレゼンターの伝えたいことだけを話すのではなく、聞き手が「おもしろい」と感じるように配慮されているのです。おもしろいプレゼンで多く共通している仕掛けを3つご紹介します。

効果的な「まくら」から入るプレゼンはおもしろい

落語を聞く方はよくご存じかと思いますが、落語家は登場していきなり最初から本題の噺に入ることはありません。最初に時事ネタや会場のお客さんの印象、時には自身の身の回りで最近起こったことなど、私たちが身近に感じる話題から話始めます。そんな話題に耳を傾けていると、次第に噺の時代背景、登場する人物の人柄や特徴、噺の中で起こる事象に絡んでいることに気づきます。そして噺がはじまります。

古典落語は遥か昔の時代が背景であるため、どのような世界かを実際に見た人はいません。そのため現代の身近な話題からお客が噺を聞くための心構えや情景を思い浮かべるための情報を提供しているのです。 最初から聞き入りやすいプレゼンにも、この「まくら」が上手に取り入れられています。たとえ短くても聞き手の気持ちや考えのウォーミングアップしておいた方が、おもしろいと感じてもらいやすくなるのは間違いないと思います。

ストーリーが織り込まれたプレゼンはおもしろい

最近はストーリーテリングという言葉も聞かれるようになり、ストーリーがどれほど人に訴えかける力を持つかを理解している人は多いと思います。論理的な説明よりも相手の気持ちに影響を与え、記憶にも残りやすく意思決定にもつながりやすいと言われています。

著名人のプレゼンをサポートし、多くの著書も執筆しているナンシー・デュアルテは、このストーリーテリングの重要性を早くから訴えていました。著書などでも映画のストーリー構成を参考に物語を聞く側の気持ちの変化にも目を向けており、人がおもしろいと感じるストーリーの仕組みを知ることができます。

プレゼンで実績、事例を伝える場面は多いと思います。前後の変化、貢献度を数字で表すことももちろん相手にインパクトを与えることもあります。しかし数字の羅列ではなく、その背景や経緯やちょっとしたエピソードも加えてストーリーを話すとインパクトにおもしろさを加えることができそうです。

発見、学びがあるプレゼンはおもしろい

3つ目の仕掛けは、発見と学びです。

  • 知らなかったことを知った
  • 考えもしなかったアイデアに巡り合った
  • 新しい視点からの物事の捉え方に触れた
  • 見たこともなかったものを見た

プレゼンを聞いてこんな体験をしたときには、おもしろいと感じるだけでなく記憶に残り、さらにはプレゼンの後で周りの人に話したくなるのではないでしょうか。

マンガのおもしろさをPowerPointに

かなり前からビジネスマンガが登場し、本来であれば多くの人が敬遠しがちな経営学をマンガで説いた書物がヒットするなどビジネスの分野でも活用されつつあるマンガ。難しいこともおもしろいと思わせるのはマンガが情景、喜怒哀楽などの感情など感覚的な表現に長けている点も挙げられます。PPworkではマンガとPowerPointを融合させ、概念や仕組み、データといった論理的な表現にとどまらないプレゼンのあり方を追求しています。

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聞き手も話し手も「おもしろい」と思えるプレゼンに挑戦しましょう!

オンラインプレゼンでの話し方

話し方で大きな差がつくオンラインプレゼン

新しい働き方が取り入れられる中で、ミーティングだけでなくプレゼンもオンラインで行う機会は増えてきました。少しずつ慣れてきても、やはり直接対面でのコミュニケーションよりも話しづらさ、意思の疎通の取りにくさ、集中力の維持の難しさを感じる人は少なくないのではないでしょうか。

そんな不便さを解消しオンラインでの商談、研修・セミナー、プレゼンを成功させるための鍵となるのは「話し方」。アナウンサーとして20年のキャリアを積みプレゼンのデリバリー(伝え方、話し方)を1万5000人以上に教えられてきたWACHIKAコミュニケーションズ株式会社 代表取締役 阿隅和美先生にそのポイントを伺いました。

オンラインプレゼンの話し方1:進め方、段取りを決めルール化

オンラインで話すときによく起こってしまうのが、タイムラグによる間合いの取りづらさ。話し始めが重なってしまうなど、会話のキャッチボールがスムーズでなくなるのもオンラインならではの課題です。こうしたストレスを減らすために、プレゼンの流れ、質疑応答のタイミングをあらかじめ決めて話す順番を大まかに決めておくとよいそうです。 オンライン上ではプレゼンターが段取りを決めてルール化し、無作為に話す場面を減らしてみましょう。オンラインでも参加者がより快適に、プレゼンに耳を傾け集中できる時間になります。

オンラインプレゼンの話し方2:マイクに乗る声で話す

ボソボソとした話し方はオンラインでは特に聞き取りにくく、セミナーでは参加者の離脱にも繋がるそうです。オンラインで聞き取りやすく話すには、まずマイクに乗る声を出すことから始めてみましょう。阿隅先生が挙げる簡単なポイントを3つ。

  1. 鼻呼吸で深い息を吸い、お腹に力を込める
  2. 笑顔をつくり口腔を広げる
  3. 大きなあくびで首、肩の力を抜く

話し方を変えるのはなかなか難しく練習が必要かもしれません。一つずつ意識することでマイクを通して相手に伝えられるように話したいものです。

オンラインプレゼンの話し方3:抑揚をつける

オンラインでは表情の変化が読み取りづらいため気持ちが伝わりにくく相手の共感を得にくい傾向があります。表情、スピードの変化や滑舌、インパクトは、対面でのプレゼンの3割増しで意識する必要があるとのこと。特に重要なのは話し方の抑揚です。単調な話し方を改善すると、オンラインでも相手にも感情や意思が伝わるようになります。

声の幅を広げトーンに変化をつけるには、少し高めのトーンで話し始めるのがポイント。普段のトーンがドレミの「ド」の音であれば、「ミ」の音の高さにトーンを上げて話しをスタートするとよいそうです。

研修で話し方を学んでプレゼン力を高めよう

オンラインでは「話し方」によってプレゼンの成果が如何に変わるかを、阿隅先生に教わりました。実践してみたいけれど、自分ひとりではなかなか改善できないものです。こうした習慣や技術は、練習し修正しながら身につくものではないかと思います。 ぜひ阿隅先生のレッスンを受けてみたいという方は、以下のウェブサイトをチェックしてみてください。

<個人向けのメニュー情報>
https://wachika.com/?p=18

また法人向けにもたくさんの研修メニューを提供されています。これからの企業研修にもぜひ取り入れて組織全体のプレゼン力アップを図っていただきたいと思います。

<法人向けメニュー>
オンラインでの伝え方研修 https://wachika.com/?p=6804

<研修に関するお問い合わせ>
https://wachika.com/inquiry
(WACHIKAコミュニケーションズ株式会社 ホームページ https://wachika.com


オンラインでの話し方のコツをマスターし、
新しい働き方に求められるプレゼン力を身につけましょう

フレームワークを使ったプレゼンの作り方

内容がまとまらない!フレームワークによるプレゼンの作り方

プレゼン内容が上手く整理できない、スライドの図解の作り方がわからない、そういったときにはフレームワークの力に頼ってみるのもよいかもしれません。フレームワークを使うメリットはとにかく簡単に悩まず説得力を増すことができる点。相手を動かすプレゼンの構成、視覚的でわかりやすい図解の作り方が織り込まれています。実は、プレゼンの作り方をきちんと学んだことがある人は少ないと言われています。教わってもいない中で、プレゼンのまとめ方もスライドの作り方もよくわからなくて当然なのです。

プレゼン構成のフレームワークによる作り方

まずは構成のフレーワークを活用したプレゼンの作り方です。プレゼンに関する書籍や研修で教えられているものも含め、構成のフレームワーク、作り方は無数に存在しています。必ずプレゼンがうまくいく絶対的な構成、作り方は存在しないと思います。内容によって最も合った構成を選択するべきだと思います。その中でも代表的なフレームワークについて、相手を説得するときに有効なもの、説明し理解してもらう目的のプレゼンにあっているものをいくつかこちらのコラムでも紹介しています。目的に応じて作り方を考えてみましょう。

図解フレーム、ビジネスフレームワークによるプレゼンスライドの作り方

プレゼンでは視覚化された図解によって相手が短時間で概念や仕組みを理解しやすくなり、また記憶に残りやすくなります。PowerPointを使用している場合はスマートアートを開いてみると図解のアイデアを得ることができます。また図解の描き方に関する書籍もありますし、インターネットでも様々な図解の例を見ることができますので、まずはそうしたフレームを真似てスライドを作ってみてもよいと思います。 またビジネスフレームワークは事業計画のプレゼンだけでなく、営業先への提案やサービスの差別化なども情報をまとめやすく、客観的な説得力をもたせる作り方ができます。

無料提案フォーマット

  • プレゼン構成のフレームワーク「desc法」
  • ビジネスフレームワーク
    • 背景、課題整理1:PEST分析(マクロ環境分析)
    • 背景、課題整理2:SWOTマトリクス(外部環境、内部環境を考察)
    • 考察:SWOTマトリクスから対応策を抽出し、緊急度、重要度を整理
    • 対応策:5W2H(対応策の概要)
    • 対応策:PDCAサイクル(対応策の継続的実施計画)
    • 対応策:アクションプラン
    • 期待される結果:メリット、ベネフィットの考察(期待する成果、ゴールの明確化)

自分ならではのプレゼンの作り方を

フレームワークを使ったプレゼンは、作り方は簡単でそれなりの説得力を持たせられるのが特徴です。かといって、ずっとこれに頼りすぎていては、プレゼンの中で自分の考えを自分ならではの表現で伝える資料の作り方を確立することができません。意外性のない、つまらないプレゼンになってしまうこともあります。 またビジネスフレームワークを多用したプレゼンの作り方は「自分の考えではない」と主張しているようにも受け取れます。客観的な分析や情報整理は説得力を増しますが、そればかりでは何を言いたいのか分からないプレゼンにもなりやすいと言えます。慣れてきたらフレームワークから抜け出し自分なりの作り方を見つけてみましょう。

分かりやすいプレゼンにブラッシュアップ。スライドアレンジサービス

PPworkでは、PowerPointやGoogleスライドの資料の清書への追加コーディネートサービスとして、スライド内容のアレンジを行っています。文章ばかりで読みにくいスライドを図や箇条書きにまとめ、図表を見やすく調整いたします。 作り方が分からない、というお悩みの他、プレゼンの細部まで工夫を凝らしている時間がない方にもご利用いただいています。

PowerPoint追加コーディネート http://ppwork.biz/option/


フレームワークも時に活用しながら、
自分にあったプレゼンの作り方を確立しましょう!

多様化するプレゼンのやり方、押さえておくことは?

プレゼンのやり方もますます多様に

PowerPointにまとめた内容を見せながら相手の前で説明する、これまで長い間行ってきたプレゼンのお決まりのやり方に縛られることなく、プレゼンのやり方はもっと自由になる時代が訪れました。これまでのやり方に基づいたプレゼンが、必ず良いとは限らなくなったのです。やり方の良し悪しよりも、プレゼンの内容がどの程度わかりやすく、相手の関心をつかみ、説得できるか、という目的の達成度が重視されていくのではないかと思います。スライドにすべてを詰め込む必要はなく、話の流れのなかでスライドを見せて話し、時にはWebサイトを、また必要であれば動画を観てもらう。やり方が自由になると、プレゼンをどう準備してよいのかが分からないという方へ、プレゼンの準備で押さえておくべき確認事項を4つお伝えします。このポイントを考えて、自分らしいやり方を試してみてください。

プレゼンのやり方を決める確認事項1
内容を整理する

まずはプレゼンの相手と最も理解してもらいたいこと(理解させなければならないこと)を整理します。これはプレゼンの最適なやり方を考えるうえで最も重要なことです。これを十分に整理できていないと、正しいやり方を見つけることはできません。 最も重要なメッセージを整理したら相手に理解してもらうために何を説明、伝えなければいけないかを検討します。メッセージと説明、伝えなければいけないことは以下のようなツリー構造にまとめると内容さらにはやり方も検討しやすくなります。

プレゼンのやり方を決める確認事項2
プレゼンの手段、環境

プレゼンを行う上で実現可能な手段や環境について考えましょう。対面で行うプレゼン、オンラインでのプレゼン、オンラインの場合はどんなツールを使用できそうか。またご自身や相手がどの程度の時間を取れるかということも重要です。 実現可能であることは大前提ですが、次の確認事項、資料、ツールの準備も踏まえて最も効果的な手段で行いましょう。

プレゼンのやり方を決める確認事項3
資料、説明ツールの準備

先の2つの確認事項を踏まえて、プレゼンを分かりやすく、関心をつかみ、説得するのに必要な資料、ツールを準備しましょう。

対面で行うプレゼンの場合は、インターネット環境が整っていないことも想定し、一通りの説明スライドに参考情報も入れて準備しておいたほうが良いと思います。しかしオンラインの場合は、インターネットの通信がお互いにあることが前提であるため説明スライドにすべて入れてまとめておく必要はありません。補足したい情報が記載されているWebサイトを引用として直接見せれば、説得力を増し印象に残るかもしれません。

また時間がない場合は、大切なポイントのみを記載した説明スライドで時間内に説明し詳細や補足は参考資料として添付するのみでよいと思います。オンラインの場合は動画へのリンクを送って相手の時間があるとき視聴してもらってもよいと思います。 プレゼンのやり方に合わせて、資料や説明するツールを揃えておく準備が必要です。

プレゼンのやり方を決める確認事項4
デリバリー(プレゼンの実施)

整理した内容に基づいて説明資料、ツールを使用してプレゼンを実施します。プレゼンの前に説明資料、ツールを用いながら想定し環境のテストも含め、ひと通り練習してみることをお勧めします。特にオンラインで実施する場合は、想定した環境下では準備したツールが使えない、といったハプニングもあります。整理した内容を見直す機会にもなるでしょう。最初に決めたやり方が適切かどうかを確認する工程は必ず必要です。

内容や環境にあったプレゼンの説明資料、ツール作成を代行

PPworkでは、PowerPointの他Googleスライド、様々な動画コンテンツからA4サイズの資料の作成をお手伝いしています。PowerPointやGoogleスライドで制作、納品するため低コストで、納品された資料、ツールはご自身で編集し使いまわすことができます。 資料やツールを納得のいくように作りたい、準備に時間をかけられないという方はぜひ、外部への依頼も検討してみてはいかがでしょうか。

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ご自身の伝えたいことが相手に届くプレゼンにするために、
適切なやり方を選びましょう

印象に残る自己紹介のパワポとは

ありきたりな自己紹介のパワポ

講演、研修、セミナー、説明会などを始める前に、まずは自分を知ってもらうためにパワポで自己紹介を行うことは多いのではないでしょうか。よく目にする自己紹介のパワポは、名前のほかに、出身地、出身校、職歴、専門分野、趣味が羅列されているもの。表面的な情報を並べただけでは、人となりを十分には理解されず、相手の印象に残りづらいと思います。ありきたりなパワポから一歩踏み出し、人々の記憶に残る自己紹介に変えてみてはいかがでしょうか。

自己紹介の中で相手が知りたいことをパワポに

自己紹介をする相手は誰でしょうか。そして何のためにあなたの話を聞いているのでしょうか。 相手が知りたいこと、相手にメリットがある情報に重点を置いたパワポにすると、必ず印象に残り、その後話を聞く視点も変わることでしょう。例えば、社内メンバーが集まる報告会ではどんな業務を得意として社内に何を貢献してきたかを伝えると、KPIを意識でき報告内容を理解しやすくなるかもしれません。また専門技術を教える社外でのセミナーでは、専門技術を習得できた経緯や力を入れたことを説明すれば、相手の道しるべとなり学習意欲を掻き立てる可能性もあります。

ひと言で自己紹介するパワポ

自己紹介に充てられる時間は、通常そんなに長くはないと思います。限られた時間で、印象にはっきりと残すために、ひと言で自分を表してみてはいかがでしょうか。「XXX職人」「XXXマニア」などと専門性を表すもの、「XXトラブル119番」「XXコストカッター」など貢献できることを示すものの他、歴史上の人物や動物に例えてもよいかもしれません。 ご自身がアピールしたいことを説明するのではなく、象徴を使って自己紹介してみます。パワポはイメージ画像とポイントを記載するだけで十分伝わります。

ストーリーパワポで自己紹介する

物語の力も、相手を惹きつけます。学歴と職歴といった表面の自分史ではなく、何かをできるようになった経緯、人から評価されるようになったエピソード、乗り越えてきた困難や課題をショートストーリーにします。美談でなくとも、意外な展開、偶然起こったことなどを物語にしてもよいかもしれません。

パワポに自己紹介の動画を入れる

PPworkではパワポで動画を制作し、パワポや動画ファイルで納品しています。修正がしやすく制作コストが安いのが、パワポで動画を作成するメリットです。説明会や研修などのパワポの一部を動画として自動再生することも可能ですので、照れずに自己紹介するために、パワポの自己紹介動画を組み込むのもお勧めします。

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相手の印象に残り、相手との関係によい影響を与える
自己紹介のパワポに挑戦しましょう

オンラインの時代のプレゼンテーションとは

これまでのプレゼンテーションとは

仕事の中でよく言われる「プレゼンテーション」とは多くの場合、対面、口頭で提案や説明する行為をイメージされていたのではないでしょうか。どんな場所でも相手が何人でも、それが立ち話であっても、自分の考え、意思、提案内容を伝えるのはプレゼンテーションだと言えるでしょう。そのこれまでの「プレゼンテーション」の定義は、オンラインコミュニケーション定着の時代を迎えだいぶ変わっていくのではないかと思います。

プレゼンテーションの語源「プレゼント」とは

プレゼンテーションという言葉の語源は「プレゼント」と言われています。プレゼントとは、相手への贈り物、それを贈る行為です。プレゼンテーションをするときは相手にプレゼントをするつもりで、とは言われていますが、確かに自分の考え、意思、提案内容を相手に受け取ってもらうためには、相手のためになるものでなければなりません。

人にプレゼントをするときも、「自分がこれをあげたい」というだけではなく多くの人は「相手に喜んでほしい」と思って贈り物を選ぶのではないでしょうか。 プレゼンテーションも同じです。「自分がこれを伝えたい」という思いだけではなく、相手の役に立ち相手が知らせてくれてよかったと思ってもらうことが大切だと思います。

オンライン時代、画面の向こうの相手にどうしたら伝わる?

商談、説明会、社内会議、研修もオンラインで行われるようになった今。これらの場面でのプレゼンテーションとは、必ずしも「口頭での提案や説明」でなくともよいのではないでしょうか。演劇、料理の演出、音楽も、相手に喜んでもらうための伝え方でありプレゼンテーションです。「口頭での提案や説明」に限定せず、相手にストレスを与えないように、メッセージや伝えたいことを好意的に受け取ってもらうための手段の幅を広げるべき時なのかもしれません。

オンラインでのプレゼンテーションで注意すべきこととは

Web会議や商談を経験して「どうもしっくりこない」「うまくかみ合わない」という声をよく耳にしました。ネットワーク環境によるタイムラグもありますが、もっと大きな原因は対面では感じ取ることができた非言語コミュニケーションの質が下がることではないか、と考えています。 非言語情報とは、直接会わなければ分からない雰囲気、表情や目の動きなど言葉に表されない情報を言います。これが上手く捉えられないため、相手の熱意や気持ち、姿勢を理解しにくくなります。これはオンラインでのプレゼンテーションにも大きく影響するにちがいありません。

これからのプレゼンテーションとは

これまでのプレゼンテーションを、画面を通じてそのまま実践してもうまくいきづらくなるかもしれません。「口頭での提案や説明」にこだわりすぎず、ストーリーを活用したり、動画などのデジタルコンテンツを取り入れたり、など内容、さらには相手にあった新たなプレゼンテーション方法を見つけ出していくべきなのかもしれません。

オンライン資料「マンガ+PowerPoint」

幅広い年齢層に親しまれる「マンガ」という伝え方の魅力に着目し、PPworkではマンガとPowerPointを融合させた新しい動画/スライドショーコンテンツの制作を行っています。情景、喜怒哀楽などの感情など感覚的な表現に長けたマンガと、概念や仕組み、データといった論理的な表現に用いられるPowerPointのコラボレーションは、これからの新しいプレゼンテーション方法のひとつとしてご活用いただけるのではないかと期待しております。

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プレゼンテーションとは、
相手が快く受け取ってもらえるようにメッセージを送ること。
そのための自分ならではの
新しいプレゼンテーション方法を見つけましょう

英語のプレゼンテーションでやってはいけない4つのこと

日本語で準備したプレゼンテーションを英語に変えただけではNG

英語でプレゼンテーションするとき、日本語のプレゼン資料を英語に翻訳してプレゼンする方も多いのではないでしょうか。しかし日本語の資料は他の国の人から見ると独特な構成や表現で作られていることが多く、翻訳が完璧でも英語のネイティブスピーカーは理解できないプレゼンテーションをしている方がとても多いそうです。 英語に翻訳するだけでなく、以下のポイントに気をつけてプレゼンテーションを準備し、相手を納得させる英語のプレゼンテーションを成功させましょう。

英語のプレゼンテーションではNG1
伝えもれなく、内容すべてを網羅する

海外から見た日本人のプレゼンテーションの最も大きな特長は、テーマに関する内容を網羅し、伝えもれが内容に準備されている点です。内容のすべてを事細かに説明しようとしています。これは業務連絡では望ましい特長です。メンバー、顧客、関係者のミスや誤解を減らすことができます。しかし、英語のプレゼンテーションでは逆効果。情報が多すぎて、何を言いたかったのかを理解してもらえないことが多いのです。 英語のプレゼンテーションで大切なのは「網羅」ではなく「重点の絞り込み」です。ポイントが絞り込まれ、それに対する必要最低限の説明を添えてあることで、相手が何について理解すべきかを分かってもらえるのです。

英語のプレゼンテーションではNG2
ポイントやテーマを先に伝えない

プレゼンテーションの全体のながれを知らされないまま聞く英語スピーカーは、いったい何についての話なのか混乱してしまいがちです。なんとなく「こういうことを意図しているのだろう」と、こちらの頭の中を推し量ってもらえないのです。いわゆる「目次」を最初に示してその通りに話を進め、プレゼンテーションをする側が英語スピーカーの相手の頭の中をガイドしていく立場に立つ必要があります。 ポイントを結論に回してしまうのも避けるべきといえます。

英語のプレゼンテーションではNG3
セクションごとのポイントから逸れる

プレゼンテーションの最初に示した「目次」に沿って話を進めますが、各セクションで話されるポイントから逸脱した内容を盛り込まないようにしましょう。実は「網羅」しようとする習慣があると関連の薄い内容を付け加えてしまう傾向があるようです。ポイントを明確に分かってもらうために、話を必要以上に広げないように心がけてください。

英語のプレゼンテーションではNG4
矢印のみを使う

私たちがプレゼンテーション資料でよく使用する「矢印」が示す意味を、英語スピーカーの多くは理解できないといいます。因果関係、変化、方向、時系列など矢印が示す意味はさまざまです。日本人同士であれば暗黙の理解が得られますが、他の国の人々は説明がなければ理解することができません。コンテクストの読み取り方が異なるのです。英語やそのほかの国の言語でプレゼンテーションを行うときには、相手の思考や理解の傾向に配慮し相手が分かるように伝える必要があります。

英語ネイティブにプレゼンテーションをチェックしてもらおう

英語ネイティブ、その相手の文化をよく理解していなければ、相手に正しく配慮してプレゼンテーションを準備することはできません。これを会得するには長い年月が必要になります。しかし自分で会得せずとも、英語のネイティブ、相手と同じ文化に暮らす人にプレゼンテーションを見せてフィードバックをもらうことは可能です。プレゼンテーションを成功に導く重要な示唆を得られることでしょう。

プレゼンテーションスライドのネイティブチェック手配(英語、他)

PPworkではPowerPointの清書など各種ブラッシュアップのサービスを提供していますが、そのオプションとして英語など他の言語で作成された資料のネイティブチェックの手配も承っております。英語の他、中国語なども対応しております。お気軽にご相談ください。

PPworkへのお問合せはこちらまで http://ppwork.biz/contact/


英語など、外国語でも、
相手に伝わるプレゼンテーションを準備しましょう