話し方で大きな差がつくオンラインプレゼン
新しい働き方が取り入れられる中で、ミーティングだけでなくプレゼンもオンラインで行う機会は増えてきました。少しずつ慣れてきても、やはり直接対面でのコミュニケーションよりも話しづらさ、意思の疎通の取りにくさ、集中力の維持の難しさを感じる人は少なくないのではないでしょうか。
そんな不便さを解消しオンラインでの商談、研修・セミナー、プレゼンを成功させるための鍵となるのは「話し方」。アナウンサーとして20年のキャリアを積みプレゼンのデリバリー(伝え方、話し方)を1万5000人以上に教えられてきたWACHIKAコミュニケーションズ株式会社 代表取締役 阿隅和美先生にそのポイントを伺いました。
オンラインプレゼンの話し方1:進め方、段取りを決めルール化
オンラインで話すときによく起こってしまうのが、タイムラグによる間合いの取りづらさ。話し始めが重なってしまうなど、会話のキャッチボールがスムーズでなくなるのもオンラインならではの課題です。こうしたストレスを減らすために、プレゼンの流れ、質疑応答のタイミングをあらかじめ決めて話す順番を大まかに決めておくとよいそうです。 オンライン上ではプレゼンターが段取りを決めてルール化し、無作為に話す場面を減らしてみましょう。オンラインでも参加者がより快適に、プレゼンに耳を傾け集中できる時間になります。
オンラインプレゼンの話し方2:マイクに乗る声で話す
ボソボソとした話し方はオンラインでは特に聞き取りにくく、セミナーでは参加者の離脱にも繋がるそうです。オンラインで聞き取りやすく話すには、まずマイクに乗る声を出すことから始めてみましょう。阿隅先生が挙げる簡単なポイントを3つ。
- 鼻呼吸で深い息を吸い、お腹に力を込める
- 笑顔をつくり口腔を広げる
- 大きなあくびで首、肩の力を抜く
話し方を変えるのはなかなか難しく練習が必要かもしれません。一つずつ意識することでマイクを通して相手に伝えられるように話したいものです。
オンラインプレゼンの話し方3:抑揚をつける
オンラインでは表情の変化が読み取りづらいため気持ちが伝わりにくく相手の共感を得にくい傾向があります。表情、スピードの変化や滑舌、インパクトは、対面でのプレゼンの3割増しで意識する必要があるとのこと。特に重要なのは話し方の抑揚です。単調な話し方を改善すると、オンラインでも相手にも感情や意思が伝わるようになります。
声の幅を広げトーンに変化をつけるには、少し高めのトーンで話し始めるのがポイント。普段のトーンがドレミの「ド」の音であれば、「ミ」の音の高さにトーンを上げて話しをスタートするとよいそうです。
研修で話し方を学んでプレゼン力を高めよう
オンラインでは「話し方」によってプレゼンの成果が如何に変わるかを、阿隅先生に教わりました。実践してみたいけれど、自分ひとりではなかなか改善できないものです。こうした習慣や技術は、練習し修正しながら身につくものではないかと思います。 ぜひ阿隅先生のレッスンを受けてみたいという方は、以下のウェブサイトをチェックしてみてください。
<個人向けのメニュー情報>
https://wachika.com/?p=18
また法人向けにもたくさんの研修メニューを提供されています。これからの企業研修にもぜひ取り入れて組織全体のプレゼン力アップを図っていただきたいと思います。
<法人向けメニュー>
オンラインでの伝え方研修 https://wachika.com/?p=6804
<研修に関するお問い合わせ>
https://wachika.com/inquiry
(WACHIKAコミュニケーションズ株式会社 ホームページ https://wachika.com)
オンラインでの話し方のコツをマスターし、
新しい働き方に求められるプレゼン力を身につけましょう!